腰痛がある方の中には、太ももの裏が硬い、前屈しにくい、脚の後ろ側が突っ張ると感じる方もいます。

太ももの裏にあるハムストリングは骨盤につながっているため、その硬さが腰や骨盤の動きに影響することがあります。ただし、ハムストリングが硬いから必ず腰痛になるわけではありません。


ハムストリングは骨盤につながっています

ハムストリングは、太ももの裏側にある筋肉の総称です。

骨盤から膝の下までつながっており、歩く、立ち上がる、膝を曲げるといった動作で働きます。

前にかがむときには、腰だけでなく骨盤や股関節も一緒に動きます。ハムストリングが硬くて股関節を動かしにくいと、腰の動きが大きくなり、負担が偏ることも考えられます。


長時間座っている方は硬さを感じやすくなります

デスクワークなどで座る時間が長いと、股関節や膝を曲げた姿勢が続きます。

さらに、歩いたり脚を大きく動かしたりする時間が少ないと、太ももの裏側に硬さを感じやすくなります。

前屈したときに腰よりも先に太ももの裏が強く張る方や、膝を伸ばしたまま脚を上げにくい方では、ハムストリングの状態も確認してみるとよいでしょう。


強く伸ばせば腰痛が良くなるとは限りません

ハムストリングが硬いと感じても、痛みを我慢して強くストレッチする必要はありません。

腰痛には、股関節の動きやお尻の筋肉、背中の硬さ、普段の姿勢なども関係します。そのため、一つの筋肉だけを柔らかくすることが目的になると、かえって体に負担をかける場合もあります。

まずは少し歩く、股関節をゆっくり動かすなど、体全体を無理なく動かしてみましょう。

腰痛とハムストリングの硬さが気になる場合は、太ももの裏だけでなく、骨盤や股関節、腰の動きまで含めて考えることがポイントです。


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