
スマートフォンを見ていると、首が前に出る、肩が内側に入る、背中が丸くなる。こうした姿勢を長く続けると、猫背や巻き肩につながりやすくなります。
スマホそのものが悪いわけではありません。問題になりやすいのは、画面を見る位置が低く、同じ姿勢を長時間続けてしまうことです。
画面が低いと頭が前に出やすくなります
スマホを胸やお腹のあたりで持つと、画面を見るために自然と顔が下を向きます。
頭が前へ出ると、首や背中もそれに合わせて丸まりやすくなり、上半身全体が前へ傾きます。
この姿勢を繰り返すことで、背中を丸めた状態が取りやすくなり、猫背につながります。
腕を前に出すことで肩も前へ入りやすくなります
スマホを持つときは、腕を体の前に出した状態になります。
この状態が続くと、肩が前へ移動し、胸まわりは縮こまりやすくなります。さらに肩甲骨を大きく動かす機会も減るため、巻き肩の姿勢につながりやすくなります。
首が前へ出る姿勢と肩が前へ入る姿勢は同時に起こりやすいため、猫背と巻き肩が一緒に気になる方も少なくありません。
スマホの高さと見る時間を変えることが大切です
スマホを使わないようにする必要はありません。
画面を少し高い位置にする、長時間続けて見ない、途中で腕を下ろして肩を動かすなど、同じ姿勢を固定しないことがポイントです。
また、腕を上げる、胸や背中を動かすなど、スマホを見る姿勢とは反対の動きを日常に入れることも役立ちます。
スマホによる猫背や巻き肩を防ぐには、姿勢を無理に正すのではなく、画面を見る位置を工夫し、首・肩・背中をこまめに動かすことが大切です。
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