
姿勢を良くしようとして、背筋を伸ばす、胸を張る、肩を後ろへ引く。こうした意識をしている方は多いと思います。
ただ、姿勢は一時的に形を整えるだけでは安定しません。胸や背中、肩甲骨、骨盤、股関節などが自然に動けることが、無理のない姿勢につながります。
背筋を伸ばし続けると体が緊張しやすくなります
良い姿勢を意識するあまり、常に胸を張ったり、肩を後ろへ引いたりすると、首や肩に力が入りやすくなります。
さらに、上半身を起こそうとして腰を反らせすぎると、今度は腰まわりに負担が集まります。
大切なのは、力を入れて姿勢を固定することではなく、必要以上に緊張せず自然に体を支えられる状態です。
胸や背中、骨盤が動くことも大切です
姿勢は背中だけで決まるものではありません。
胸まわりが硬いと肩が前に入りやすくなり、骨盤が傾くと上半身の位置も変わります。股関節の動きが小さければ、腰や背中で動きを補いやすくなります。
そのため、姿勢を整えるときは、一つの部分だけを直すのではなく、体全体がバランスよく動けることが重要です。
良い姿勢とは動きやすい姿勢です
同じ姿勢を長時間保ち続けることが、必ずしも良い姿勢とは限りません。
座る、立つ、歩く、体の向きを変えるなど、必要に応じて姿勢を自然に変えられることも大切です。
日常では、長く同じ姿勢を続けず、ときどき立ち上がったり、腕や背中、股関節を動かしたりしてみましょう。
姿勢を良くするには、見た目の形だけを整えるのではなく、体全体が無理なく動ける状態をつくることが大切です。
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