
肩が前に入って見える、横から見ると背中が丸く見える、腕が体の前にあるように感じる。こうした姿勢は「巻き肩」と呼ばれることがあります。
巻き肩は、肩だけの位置で決まるものではありません。胸まわりの硬さや肩甲骨の動き、背中の姿勢などが重なることで、肩が前に入りやすくなります。
巻き肩とはどんな状態?
巻き肩は、肩が体の前方へ入り、腕も内側へ向きやすくなった状態を指します。
肩関節だけが前に出ているのではなく、肩甲骨が外側へ広がったり、胸まわりが縮こまったりすることで、肩全体が前へ移動して見えます。
背中が丸くなりやすい方では、猫背と巻き肩が一緒に見られることも少なくありません。
胸まわりの硬さが肩を前に引きやすくします
胸には、腕や肩につながる筋肉があります。
腕を体の前で使う時間が長かったり、同じ姿勢を続けたりすると、胸まわりが硬くなり、肩を前へ引く力が強くなりやすくなります。
一方で、背中や肩甲骨まわりを動かす機会が少ないと、肩を自然な位置へ戻しにくくなります。
巻き肩を考えるときは、肩そのものだけでなく、胸と背中のバランスを見ることが重要です。
肩を後ろに引くだけでは十分ではありません
巻き肩を直そうとして、肩を強く後ろへ引き続ける必要はありません。
無理に胸を張ると、今度は腰を反らせたり、首に力が入ったりすることもあります。
大切なのは、胸まわりを動かしやすくし、肩甲骨や背中が自然に動ける状態をつくることです。
巻き肩が気になる場合は、肩の位置だけを直そうとせず、胸・背中・肩甲骨まで含めて姿勢全体を見ることが大切です。
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