更年期になると、以前より疲れやすい、しっかり休んでも体が重い、何となくだるさが抜けないと感じる方もいます。

更年期は女性ホルモンの分泌が大きく変化する時期です。ホルモンの変化は自律神経の働きにも影響するため、睡眠や体温調節などが不安定になり、疲労感につながりやすくなります。


女性ホルモンの変化が自律神経に影響します

更年期には、女性ホルモンの一つであるエストロゲンが大きく変動しながら減少していきます。

女性ホルモンと自律神経は脳の中で互いに影響を受けながら調整されているため、ホルモンバランスが変化すると、自律神経の働きも不安定になりやすくなります。

その結果、ほてりや発汗、冷え、動悸などが起こり、体に負担がかかることで疲れやだるさを感じやすくなります。


睡眠の変化も疲労感につながります

更年期では、寝つきが悪くなる、夜中に目が覚める、眠りが浅くなるなど、睡眠の変化を感じる方もいます。

睡眠中に十分な休息が取れない状態が続けば、朝から体が重く感じたり、日中に疲れやすくなったりします。

さらに、ほてりや寝汗で目が覚めることが増えると、睡眠時間を確保していても休んだ実感を得にくくなります。


無理を重ねず体調全体を見ることが大切です

更年期のだるさは、「年齢のせいだから」と我慢する必要はありません。

睡眠時間を確保する、食事のリズムを整える、無理のない範囲で体を動かすなど、日常生活の土台を整えることが重要です。

また、更年期と同じ年代でも、貧血や甲状腺の病気など別の原因で疲労感が出ることもあります。強いだるさが長く続く場合は、更年期だけと決めつけず原因を確認することも必要です。

更年期の疲れやだるさを考えるときは、ホルモンの変化だけでなく、自律神経や睡眠、日々の体調まで含めて見ることが大切です。


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