呼吸が浅い、深く息を吸いにくい、緊張すると胸まわりが苦しく感じる。こうした状態には、自律神経の働きや体の緊張が関係します。

呼吸は自分で意識して変えられる一方、普段は自律神経によって自然に調整されています。ストレスや緊張が続くと、呼吸の仕方も変わりやすくなります。


緊張すると呼吸は浅くなりやすくなります

不安や緊張が強いときは、体が活動しやすい状態になり、呼吸も速く浅くなりやすくなります。

胸の上の方だけで呼吸する状態が続くと、十分に息を吸えていないように感じたり、呼吸そのものを意識しすぎたりすることがあります。

さらに首や肩にも力が入りやすくなるため、呼吸のしにくさと肩こり・首こりを同時に感じる方もいます。


胸や背中の硬さも呼吸に影響します

呼吸をするときは、肺だけでなく肋骨や胸、背中も動いています。

背中が丸まった姿勢が続いたり、胸まわりが硬くなったりすると、肋骨が広がりにくくなり、深く息を吸いにくく感じます。

そのため、呼吸が浅いと感じるときは、自律神経だけでなく、胸や背中の動きにも目を向けることが重要です。


無理に深呼吸しすぎないことも大切です

呼吸が浅いと感じると、何度も大きく息を吸おうとしがちです。

しかし、頑張って深呼吸を繰り返すより、まず肩や首の力を抜き、ゆっくり息を吐くことを意識する方が自然に呼吸しやすくなります。

軽く体を動かす、胸や背中を伸ばす、落ち着いて休める時間をつくることも、呼吸の切り替えにつながります。

自律神経と呼吸を考えるときは、呼吸だけを整えようとせず、体の緊張や胸・背中の動きまで含めて見ることが大切です。


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