
手足が冷えやすい、足先がなかなか温まらない、冷えると体がこわばる。こうした冷えが続くと、鍼灸やお灸を受けてみようかと考える方もいると思います。
冷えには気温や血流、筋肉の働き、活動量、体調などさまざまな要因が関係します。鍼灸やお灸では、冷えている場所だけでなく、体全体の状態を見ながら施術していきます。
筋肉の緊張が強く、手足が冷えやすいとき
首や肩、腰、脚などの筋肉が強く緊張していると、体を動かしにくくなり、活動量も減りやすくなります。
特に足の冷えでは、ふくらはぎや足首まわりの動きが少なくなっていることもあります。
鍼灸では、こうした筋肉の緊張に刺激を加えながら、体を動かしやすい状態につなげていきます。
お灸の温かさが心地よく感じるとき
お灸は、皮膚の上から温熱刺激を加える施術です。
足やお腹、腰まわりなど、冷えを感じやすい場所にお灸を行うこともあります。
ただし、熱ければ熱いほどよいわけではありません。心地よく感じる程度の刺激で、その日の体調や皮膚の状態に合わせて行うことが大切です。
冷えだけを見ず、日常生活も一緒に考えましょう
鍼灸やお灸を受けても、普段ほとんど体を動かさない、冷房で長時間体を冷やしているといった状態が続けば、冷えを感じやすい状態も続きます。
歩く時間をつくる、入浴する、冷えすぎない服装にするなど、日常生活での工夫も重要です。
また、冷えが極端に強い、急に悪化した、しびれや皮膚の色の変化を伴う場合は、別の原因が隠れていることもあります。
冷え性で鍼灸やお灸を受けるときは、冷えている場所だけに注目せず、筋肉の緊張や活動量、体調全体まで含めて見ることが大切です。
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