股関節が痛いと、「関節そのものが悪いのでは?」と心配になる方も多いと思います。

ただ、股関節まわりの痛みには、関節だけでなく、お尻や太ももの筋肉、骨盤の動き、歩き方などが関係することもあります。特に片側だけ痛む場合は、左右で体の使い方に差が出ていることもあります。


股関節の前・横・後ろで考えられる原因は違います

股関節の前側が痛む場合は、腸腰筋など前側の筋肉に負担がかかっていることがあります。

外側では中殿筋などお尻の横の筋肉、後ろ側ではお尻や腰まわりの筋肉が関係していることもあります。

同じ「股関節が痛い」という症状でも、痛む場所によって負担がかかっている部分は変わります。


片側だけ痛むときは体の使い方も確認します

立つときにいつも同じ脚へ体重をかける、片側の脚をよく組む、歩くときの左右差が大きいといった癖が続くと、片方の股関節へ負担が偏りやすくなります。

また、腰や骨盤の動きが少ないことで、股関節がその分多く動かなければならない場合もあります。

片側の股関節が痛むときは、痛い場所だけでなく、骨盤や腰、反対側の脚まで含めて見ることが大切です。


強い痛みや動かしにくさがある場合は注意が必要です

歩くのが難しいほど痛い、安静にしていても強く痛む、転倒後から痛みが続いている場合は、筋肉の張りだけではない可能性もあります。

また、痛みが長く続いている、急に動かしにくくなった、腫れや熱感があるといった場合も、一度医療機関で状態を確認することが必要です。

股関節の痛みを考えるときは、関節だけに原因を求めず、筋肉や骨盤、歩き方など体全体の使い方まで含めて見ることが大切です。


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