手足が冷えやすい、季節に関係なく体が冷たく感じる、冷房の効いた場所でつらくなる。こうした冷えには、血流や筋肉量、生活習慣に加えて、自律神経の働きも関係しています。

自律神経は血管を広げたり縮めたりしながら、体温を保つための調整を行っています。そのため、疲労やストレスなどで体の調整がうまくいきにくい状態では、冷えを感じやすくなることがあります。


自律神経は血管の働きを調整しています

寒さを感じると、体は手足などの血管を縮め、体の中心部の熱を保とうとします。

反対に暑いときは、皮膚の血管を広げて熱を外へ逃がします。

このような血管の調整には自律神経が関わっているため、その働きが安定しにくい状態では、手足の冷えや温度変化への弱さにつながります。


緊張や疲労が続くと冷えを感じやすくなります

ストレスや緊張が続くと、体は活動する状態を保ちやすくなります。

その状態では末端の血管が縮みやすくなり、手足への血流が少なくなることで冷えを感じやすくなります。

また、睡眠不足や疲労が重なると体温調節にも負担がかかるため、以前より寒さを強く感じることもあります。


冷やさないことだけでなく体を動かすことも大切です

冷えが気になると、厚着をする、温かい飲み物を飲むなど、外から温めることに意識が向きやすくなります。

もちろん体を冷やしすぎないことは大切ですが、歩く、軽く体を動かす、入浴するなど、血流を促す習慣も役立ちます。

十分な睡眠や食事を取り、体が休息と活動を切り替えやすい生活リズムを整えることも重要です。

冷えと自律神経の関係を考えるときは、手足の温度だけでなく、睡眠や疲労、ストレス、体を動かす量まで含めて見ることが大切です。


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