
骨盤が歪んでいる気がする、左右の高さが違って見える、立ったときのバランスが気になる。こうした悩みを持つ方は少なくありません。
ただし、骨盤は完全に左右対称で固定されているものではなく、姿勢や動作に合わせてわずかに動いています。大切なのは、見た目の左右差だけでなく、体の動きや負担の偏りまで見ることです。
骨盤にはもともと左右差があります
人の体は完全な左右対称ではなく、利き手や利き足、普段の立ち方や座り方によって使い方にも差が出ます。
そのため、骨盤の高さや傾きに少し左右差があるだけで、すぐに問題があるとは限りません。
重要なのは、片側だけ腰がつらい、股関節の動きに左右差がある、いつも同じ側に体重をかけるといった状態が重なっていないかを見ることです。
骨盤の位置は姿勢全体に影響します
骨盤は上半身と下半身をつなぐ位置にあります。
骨盤が前や後ろへ傾くと、その上にある背中や腰の姿勢も変わります。左右どちらかに体重が偏れば、肩の高さや上半身の傾きにも影響します。
そのため、骨盤だけを切り離して考えるのではなく、背中や股関節、脚まで含めて体全体を見ることが重要です。
骨盤だけを無理にそろえる必要はありません
骨盤の歪みが気になると、左右を完全にそろえたり、決まった位置に戻したりしたくなることがあります。
しかし、体にとって大切なのは、見た目が完全に左右対称であることではありません。
立つ、歩く、座る、体をひねるといった動作の中で、骨盤や股関節が自然に動き、どこか一か所に負担が集中しないことが大切です。
骨盤の歪みを考えるときは、形だけを整えるのではなく、姿勢や動き、左右の使い方まで含めて体全体を見ることが重要です。
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