お風呂に入って温まったのに、体が重い。

疲れが取れると思ったのに、
かえってだるくなる。

その重さは、温まったあとに体が休む方向へ切り替わることで起こります。

✨ お風呂上がりにだるくなる理由

お風呂に入ると体が温まり、皮膚の血管が広がります。

血管が広がると、体は熱を逃がしながら、休む方向へ切り替わっていきます。

このとき、血圧が少し下がったり、日中に働いていた交感神経の緊張がゆるんだりします。

日中は気を張って動いているため、体は活動する状態を保っています。

その状態からお風呂で休む方向へ切り替わると、眠気や脱力感、体の重さとして出てくることがあります。

さらに、熱めのお風呂や長風呂で体温が上がりすぎたり、汗をかいて水分が減ったりすると、頭がぼーっとして体に力が入りづらくなります。

お風呂上がりに体が重くなるのは、温まったことだけが原因ではなく、血流、血圧、自律神経、水分量の変化が重なるためです。

なので、温まったはずなのに体が重い、動き出すのがしんどいと感じます。

✨ 体が重く感じる日は、緊張が残っています

お風呂上がりのだるさは、入浴だけで決まるわけではありません。

その日の疲れ方、睡眠の浅さ、考えごと、胃腸の重さ、冷えなどによって、体の反応は変わります。

忙しい日や気を張る時間が長い日は、自律神経が活動側に傾きます。

その状態が続くと、首や肩に力が入り、背中も張ってきます。

背中が張ると呼吸の動きも小さくなり、体は休みたいのに、内側ではまだ緊張が残ったままになります。

そのままお風呂に入って体が温まると、表面の力は抜けてきます。

けれど、呼吸の浅さや背中の張りが残っていると、体は休む流れに入りきれません。

体は休む方向へ向かっているのに、内側の緊張は残っている。

このズレが、お風呂上がりのだるさや体の重さとして出てきます。

✨ 鍼灸では、お風呂上がりにだるさが出る体の状態を見ていきます

鍼灸は、お風呂上がりのだるさをその場で取るためのものではありません。

普段から首や肩に力が入り、背中の張りや呼吸の浅さ、手足の冷えが重なっていると、体は休む方向へ切り替わるまでに時間がかかります。

首肩の力みや背中の張りが続くと、体は休みたいのに、内側では緊張が残ったままになります。

鍼灸では、首肩や背中、手足にやさしく働きかけながら、呼吸がしやすく、体の力が抜ける状態へ整えていきます。

普段から緊張が抜ける状態に整えておくことで、温まったあとに出る重だるさも落ち着いていきます。

🍃 まとめ

お風呂上がりにだるくなるのは、温まったあとに体の反応が重なるためです。

体が温まると血管が広がり、血圧や自律神経の状態も変わります。

そこに疲れ、気の張り、体温の上がりすぎ、水分不足などが重なると、すっきりする前にだるさや体の重さとして出てきます。

鍼灸では、首肩の力みや背中の張り、呼吸、手足の冷えなどを見ながら、体が休む方向へ戻れる状態に整えていきます。

 

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